獣医療での応用
小動物に対するオゾン療法は以下のような療法が実施され、有効性が示されています。
・注腸法:肛門からオゾンガスを注入 痛みや不快感が少ないです
・オースリーオイル:オリーブオイルにオゾン・酸素混合ガスを導通して作られたオイルです
・オゾン水:殺菌・消臭効果および消炎鎮痛効果があります
・オゾン自家血療法:少量採血をしてオゾンガスと反応させてから体内に戻します
・オゾンシャワー:皮膚トラブルの改善・脱臭に効果的です
生体の抗酸化作用の賦活化、末梢循環改善、免疫系の調整、 消炎鎮痛などの作用があり、皮膚疾患、免疫不全、老齢性疾患、 アレルギー疾患、腫瘍など多くの疾病に対して治療や治療の補助としてQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上が期待される身体に優しい治療法です。
推奨される疾患
皮膚疾患・老齢性疾患・腫瘍・耳疾患・疼痛を伴う運動機能疾患・各種感染症・アレルギー疾患・自己免疫疾患 など
⚠甲状腺機能亢進症の動物には使用できません。
治療サイクル
注腸法は、比較的簡単で動物の負荷も少ないので症状に応じて、週2回~月1回行います。
自家血療法は、血管確保が必要なため獣医師の判断で相談させていただきます。